なぜステッキは鉤(カギ)型なのか?その由来は、牧童(ぼくどう)と杖(つえ)

羊を飼い、管理する人を牧童(ぼくどう)・羊飼(ひつじかい)と言います。前者は羊も含めて家畜(牛、馬、未(ひつじ))全般を飼う、主に男の人を言います。一般には、移動しません。それに対して後者は、未の群を季節はもちろん、良質な草場、水飲み場へと移動します。羊飼いの発生は、約5,000年前まで遡る(さかのぼる)事が出来、現在トルコのアナトリア半島一帯が、起源とされています。

羊飼いの歴史

羊は、乳・肉・チーズ製造が初期で、羊毛を得る為の羊飼いは、1,000年近く歴史が経った後ぐらいと言われています。ペルシャ絨毯(じゅうたん)織物として、イスラムの国々で盛んになり、12世紀になると織物を自国で作る事で対抗するように、ヨーロッパではギリシャ・イタリア・フランス・スペイン・イギリス・ドイツの順に、毛織物が盛んになったと言います。

羊飼いの初期は、自然の中に有る木(枯木)を含む、棒状の木を多く用いていました。モーゼの杖のような形です。太くて棒状の杖は、山野・荒地を羊と共に歩き、肉食動物(オオカミ・熊)等から自身と羊を守る為の必需品です。歴史と共に牧羊犬の発達と共に、羊飼いの今日的な職業として成立しました。

ヨーロッパを中心に、牧羊犬と羊飼の競技が催しされます。

なぜステッキは鉤(カギ)型なのか?

”王道”のステッキ、牧羊犬の大曲りステッキの誕生

羊飼いが只、山野を移動する時の歩行の自然木の杖から、夏場・冬場の移動小屋に居る時の”手なぐさみ”の一つとして、熱湯に浸したり、湯気を使い木の曲げ加工を発展させて来ました。今日に見る大曲りステッキの鉤(かぎ)型の曲りは、羊飼いが、子羊など岩場に落下した時など、首・足首に曲がりを引っ掛け、引っ張りあげるステッキ杖に用いられました。

この鉤(かぎ付き)杖は、シェパート・クルークと言います。この杖が序々に短くなり、今日のウオーキングステッキに変化しました。ですからラカッポでは、ステッキの”王道”と大曲りステッキを呼びます。

残念ながら、日本では羊飼いの文化が無い為、杖の文化の同じ歴史がヨーロッパ等とあるのに、水戸黄門の自然木の杖、松尾芭蕉の竹杖、武士の持つ弓(ゆみ)を切断した弓杖(きゅうじょう)などがありました。

自然木を使った杖から、次第に加工(熱・湯気)を行なったステッキに変化

写真①:自然木を使った杖から、次第に加工(熱・湯気)を行なったステッキに変化

写真①のように、自然木を使った杖から、次第に加工(熱・湯気)を行なったステッキに、時代と共に変化していきます。

山野で持つステッキ

写真②:山野で持つステッキ

写真②のように、山野で持つステッキは、自然の持ち味が最大限生かされています。

日本の文化かさ派生して行く杖

写真③:日本の文化かさ派生して行く杖

写真③の「A」は、弓を切断して造る弓杖(きゅうじょう)です。写真③の「B」は、仕込み杖です。

ステッキ専門店【ラカッポ】について

ラカッポは、おしゃれなステッキ製作を手がけ国内外のお客様からご好評を得ている東京新木場のステッキ専門店です。(有)東京数寄屋倶楽部によってプロデュースされています。ステッキのあらゆるオリジナルデザイン、意匠(銀細工・象牙彫刻・宝飾)に到るまでオーダーメイドによる製作を承ります。アンティークステッキ、思い出のステッキの手直しについても修理を承っております。

会社概要

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コンセプト

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購入前の知識

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商品情報

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お問合せ・ご来店予約

ステッキ専門店ラカッポは、お客様のご要望をお伺いさせていただきながらフルオーダーメイドでステッキを製作、販売させていただいております。ご来店の際は、事前にご来店予約をお願いいたします。また、ご不明な点などございましたらお気軽にお問合せくださいませ。みなさまのご利用、お待ちしておます。