牛角のステッキ

牛角のステッキ

牛は、人類発生の歴史が始まったころ、すでに北アフリカ・ヨーロッパ・中央アジア・アジアも含めてすでに生息していたと言われています。また同じ祖先から馬・牛に分かれたと言います。

クロマニョン人がヨーロッパ地域に進出した時、アルタミラ洞窟に描かれた野生動物の中に原牛(ヨーロッパ)がいます。

世界的各地域原牛から牛の利用(乳牛・肉牛・用役牛)と各地の気候条件により家畜として品種改良が長い時間繰り返し行われ現在私たちが見る牛となり世界中に分布しています。

ステッキに使われる牛角は、黒水牛角・オランダ水牛と呼ばれる2種の牛角です。

商品、作品解説

オランダ水牛とは

なぜオランダ水牛と呼ばれるのでしょうか?アジアに分布する黒水牛はよく知られています。それはダイアモンドを例に取ると、ニューヨークアントワープ・ムンバイが3大集積加工地として有名です。

この例と同じように13~15世紀頃より、オランダに当時王侯貴族の贅沢品、宝飾・飾り品金銀加工・角・皮の加工業者が多く居たため角物加工にオランダという冠が付けられました。

よくいわれるオランダ水牛と言うと、かつてオランダが植民地(アジアではタイ・インドネシア)としてその地域から産出する牛角をオランダ水牛と呼ばれると間違った解釈が伝わっています。

ここでも間違いがあります。ちなみにアジア圏で植民地とならなかったのは日本とタイだけです。

加工品としての牛角

話は戻りますが、印材に使われる牛角は、古くはバルカン半島やコーカサスからオランダに集められました。

現在ではアフリカ(タンザニア・ケニア・コンゴ・ザンビア)など大地溝帯を挟む国々から良材を得られると言います。

世界各国を歩き実際に仕入れを行い全国に印鑑材を販売している東大阪のK交易の社長もこの地域赤い大地の草を食む牛が最高と言い黒水牛ではインド産と断言されます。

ではなぜ赤い大地のアフリカの国々が良いのでしょうか。

アルタミラの牛の絵の中にヒントがありました。

家畜化の交配がすでに盛んにおこなわれた時代にフランスの森の中にヨーロッパ原牛が生き残っていて1620年に一頭の死体が発見され絶滅しました。

1627年に絶滅したオーロックスの骨格標本

1627年に絶滅したオーロックスの骨格標本

16世紀前までは貴族が管理(狩りの為)する森には、30頭くらいが生き残っていたそうです。この角から得られる琥珀色が当時最高品と言われます。

ヨーロッパ原牛の血をひく牛が東ヨーロッパに、家畜として生き残っていてこの16~17世紀は植民地獲得競争の中でこの種の牛がアフリカ各地に持ち込まれたと言われます。

オーロックス復元牛

現在東ヨーロッパで原牛の血を引く遺伝子操作で復元した牛です。

オーロックス復元牛

オーロックス復元牛

オランダ水牛は角色白、黄、茶それに3色に黒が混じってマーブル状のものまであります。ラカッポではステッキシャフトの材質に良く合ったものを選んで使用しています。

ラカッポのステッキシャフトの材質に良く合った牛角

ラカッポのステッキシャフトの材質に良く合った牛角

ラカッポのステッキシャフトの材質に良く合った牛角

ラカッポのステッキシャフトの材質に良く合った牛角

ステッキ専門店ラカッポは、お客様のご要望をお伺いさせていただきながらフルオーダーメイドでステッキを製作、販売させていただいております。

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ラカッポが過去に手がけてきたオーダーメイドステッキ作品集(木魂の杖)をご紹介いたします。

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オーダーメイドステッキ商品情報

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