題名は猫と鼠の物語ですが、イソップ童話や漫画のトムとジェリーの様なユーモアも少し入れてみました。猫は六匹で六猫（むびょう）で、持ち手の方の無病息災も願っています。家猫の起源は、約9,000年前とされ、日本に入って来たのは、約2,000年前の弥生時代とされています。稲作等の穀物の貯蔵の番人として、ネズミや虫から守る役割を担って来た歴史があります。日本産の猫を代表とする白・黒・灰色・キジトラ・茶トラ・三毛の子猫六匹で無病息災です。裏側の子猫達の肉球も色毛により忠実に色分けしています。石突きには、大きな鈴を持ったネズミが彫刻してあり、この子猫達が大人になる前に危険防止の為、首に鈴を付けようとしているユーモアな姿を彫っています。中リング環は、日本の昔から有る鈴の形を彫り、本銀の地金には、ななこ仕上げになっている凝った1品物です。御客様は、奈良県在住の方で、従兄弟から伯父への古希祝としてのプレゼントだそうです。写真でのステッキシャフトは、カルナッテ（シャム柿）で仮止めの写真ですが、御客様は奈良県の国宝重文の直し仕事茶道具と広く手掛けた方で、木の事は玄人はだしで、ラカッポの極上品の本紫檀小豆杢（あずきもく）のシャフトで本組し、無事納めさせて頂きました。シリーズの中でも3指に入る繊細な作品です。子猫の表情も片目をつぶりウインクをしているような愛くるしい動作があります。御客様は無類の猫好きで、大変喜んで頂きました。
写真①：ハンドルと石突きの拡大写真。さわりたくなりそうな子猫の肉球です。
猫と鼠（ねことねずみ）の物語・象牙ステッキ
写真②：ステッキ・ストラップは正絹の市松柄です。
写真③：鈴を持った”ネズミ”がユーモラスです。
写真④：ゴマ班アザラシを使ったステッキケースと内袋品
価格
本象牙重量144g、中リング環本銀（925）24g（1点物）、本紫檀小豆杢（あずきもく）の極上品シャフト、本革ステッキケース、お手入れセット込み
受注販売済作品、本200万～250万円の価格帯です。
ステッキ専門店ラカッポは、お客様のご要望をお伺いさせていただきながらフルオーダーメイドでステッキを製作、販売させていただいております。
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オーダーメイドステッキ作品集
オーダーメイドステッキ商品情報
ラカッポのオーダーメイドステッキは、お客様のご希望やご要望にもとづいた完全オーダーメイドに対応しております。世界中から選りすぐった貴重材にて仕上げたハンドル・グリップ、支柱・棒、石突、装飾品などあらゆるラインナップを揃えております。
ステッキ専門店【ラカッポ】について
ラカッポは、おしゃれなステッキ製作を手がけ国内外のお客様からご好評を得ている東京新木場のステッキ専門店です。株式会社山安によってプロデュースされています。ステッキのあらゆるオリジナルデザイン、意匠（銀細工・象牙彫刻・宝飾）に到るまでオーダーメイドによる製作を承ります。アンティークステッキ、思い出のステッキの手直しについても修理を承っております。
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ステッキ専門店ラカッポは、お客様のご要望をお伺いさせていただきながらフルオーダーメイドでステッキを製作、販売させていただいております。ご来店の際は、事前にご来店予約をお願いいたします。また、ご不明な点などございましたらお気軽にお問合せくださいませ。みなさまのご利用、お待ちしておます。