メルバウ(メルボウ)

メルバウ(メルボウ)

メルバウ(メルボウ)について

メルバウは、マメ科の樹木でアジア(タイ・インドネシア・マレー半島)を中心に東西太平洋諸島及びニューギニアを含めた東南アジアに分布していて、遠くマダガスカル島にも分布しています。樹高は30~40m、直径は1m平均、1.5m近くの大径材も有りました。根は板根(ばんこん)が有り、3m近く張っています。マレー半島では、太平洋鉄木の異名があります。幹にシワ状の入り込みが深く、材の大きさにしては大きな板材が取材出来る材は少ないと言われています。

柾目に面白い斑(ふ)が見られる材

写真①柾目に面白い斑(ふ)が見られる材

写真①は、柾目に面白い斑(ふ)が見られる材です。

材面は挽いた時は黄色からオレンジ色が全体にありますが、外気に当たると赤味が強くなり、暗褐色に変化します。材は比較的重く、中硬材と言えます。耐久性や粘りもある材ですが、意外と加工性は高い樹木です。家具キャビネット・床のフローリング(チーク材より硬い)・装飾性の有る木枠・パネルなど指物細工にも使用されます。又織物・布の染料(黄色)も取れます。

ステッキ素材に木取りされた材

写真②ステッキ素材に木取りされた材

ステッキとしてのメルバウ

ステッキ材としては重硬さや、大曲りステッキとして粘りも有り、又材面によっては縮緬杢や面白い斑(ふ)を持った材は、素材としては充分です。仕上りは光沢もあるので、塗装工夫をしますと地味ですが、ステッキとしては良品に変化します。

メルバウの面白い素材と大曲りステッキ品(木地仕上り)

写真③メルバウの面白い素材と大曲りステッキ品(木地仕上り)

メルバウ(メルボウ)のご紹介は以上です。続いてモラド(ボリビア・ローズウッド)をご紹介いたします。

木族の会(樹種辞典)

ステッキの材料となる様々な貴重な樹種についてご説明いたします。

木族の会(樹種辞典)

ステッキ専門店【ラカッポ】について

ラカッポは、おしゃれなステッキ製作を手がけ国内外のお客様からご好評を得ている東京新木場のステッキ専門店です。(有)東京数寄屋倶楽部によってプロデュースされています。ステッキのあらゆるオリジナルデザイン、意匠(銀細工・象牙彫刻・宝飾)に到るまでオーダーメイドによる製作を承ります。アンティークステッキ、思い出のステッキの手直しについても修理を承っております。

会社概要

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コンセプト

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購入前の知識

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ステッキ購入前の知識

商品情報

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ステッキ専門店ラカッポは、お客様のご要望をお伺いさせていただきながらフルオーダーメイドでステッキを製作、販売させていただいております。ご来店の際は、事前にご来店予約をお願いいたします。また、ご不明な点などございましたらお気軽にお問合せくださいませ。みなさまのご利用、お待ちしておます。