アメリカ産ハード・メイプルコブ材の輪切り材

写真①:アメリカ産ハード・メイプルコブ材の輪切り材

イタヤ・カエデの材質をアメリカでは二種に分けます。一つは、ハード・メープル(ロック)。もう一つは、ソフト・メープルです。材質の硬・柔により、用途も違ってきます。写真①は、アメリカ産ハード・メイプルコブ材の輪切り材です。細かい杢目がビッシリ詰まっています。

イタヤ・カエデ(メープル)瘤(コブ)について

日本産のイタヤ・カエデに発生した幹コブ(花コブ)

写真②:日本産のイタヤ・カエデに発生した幹コブ(花コブ)

写真②は、日本産のイタヤ・カエデに発生した幹コブ(花コブ)です。虫害・熊の爪(つめ)研ぎ・枝同志の擦れ(すれ)などの外部要因や気象条件でもコブは発生します。

用途

ソフト・ハードも含めて、面白い杢目(チヂミ杢・バーズアイ)は、ツキ板用として輸出されます。同種二種なので、各材よりメープルシロップの原料となる樹液が取れます。

ハード・メープル

ハード・メープルは、優れた耐摩耗性を生かし、ボーリング場のレーン板・ピンにも使われました。

ソフト・メープル

ソフト・メープルは、加工性・材の柔らかさが生かされた台所用品や、ローラー材に使われます。

ステッキとしてのイタヤ・カエデ(メープル)瘤(コブ)

ハード・メイプルのコブ材より取材したステッキハンドル

写真③:ハード・メイプルのコブ材より取材したステッキハンドル

写真③は、ハード・メイプルのコブ材から取材したステッキハンドルです。

  • A:成形された木地ハンドル
  • B:ウレタン塗装のハンドル
  • C:拭き漆し塗りハンドル

イタヤ・カエデのコブ材

埼玉県奥秩父・大滝産、日本のイタヤ・カエデのコブ材

写真④:埼玉県奥秩父・大滝産、日本のイタヤ・カエデのコブ材

来店した同業者は、この衝立を見て、ハード・メイプルだね!!と言いますが、この材は、埼玉県奥秩父・大滝産、日本のイタヤ・カエデのコブ材です。埼玉県はかつて紅葉・楓の銘木材の一大生産地でした。

イタヤ・カエデ(メープル)瘤(コブ)のご紹介は以上です。続いてインドローズウッドをご紹介いたします。

木族の会(樹種辞典)

ステッキの材料となる様々な貴重な樹種についてご説明いたします。

木族の会(樹種辞典)