一泊を前提としたカバンとして注文依頼しました。

昨年のステッキキャンペーンを東京GINZA SIX(銀座シックス)5F、ワールドフットウェアさんのショップを使わせていただいたご縁素敵な魅力あるカバンが多く展示されています。

ラカッポ、GINZA SIX(銀座シックス)出展風景

商品、作品解説

製作者はカバン造りで有名な”生見司(つきみ・つかさ)さんです。すべて完全な一から”手縫い”にこだわった鞄造りをされる方です。ブランド名はTOCCHINO【ツキーノ】です。

お見かけしたところ70才前後の方で元々デザイナーさん。手縫いが基本なので体力を得るため毎日腹筋と腕立てを200回欠かさない筋金入りの方です。

注文依頼が多く出来上がりまで3か月ほどを要します。

鞄の正面には本来TOCCHINOのロゴが入り、蜂をモチーフしたメダリオンが打ち込まれています。

あつかましい注文願いを聴いてくださり、ラカッポのロゴマーク、和のテイストである宣徳色の”市女笠(いちめがさ)”を入れていただいた特注の一枚い厚手革のダラスバッグです。

出来の良さはもちろん最高です。何回か旅の供としましたがホームでも座席でも荷物の棚に収まっていても行き通う人々の視線を感じた逸品の鞄です。

鞄に添えられている小ぶりのステッキは”握り玉ステッキ”です。

材の棒の格、握り玉(宝飾・象牙玉)によって真・行・草の格が決まります。

画像のステッキの握り玉はオランダ水牛、棒はヨーロッパオーク材。格は”行草”です。

このステッキは軽さとスーッと持つ立ち姿に威厳すら感じます。ヨーロッパ王侯貴族こよなく愛したステッキのタイプです。

画像の鞄はダラスバッグと同時に注文したビジネス鞄です。

革の染色技術も素晴らしく、縦縞の色彩はなんとも言えない一回でも目にした方は忘れないデザイン性があります。

この縦縞は虎とも違います。私はこの縞目がオーストラリアの絶滅種タスマニアタイガーのように頭に浮かびます。

スーツ姿も良し、ちょっとしたお出掛けのラフな装いに鞄と共にステッキがやけにマッチします。

鞄と握り玉ステッキのご紹介は以上です。続いてステッキケースをご紹介いたします。

オーダーメイドステッキ作品集（木魂の杖）

オーダーメイドステッキ商品情報

ラカッポのオーダーメイドステッキは、お客様のご希望やご要望にもとづいた完全オーダーメイドに対応しております。世界中から選りすぐった貴重材にて仕上げたハンドル・グリップ、支柱・棒、石突、装飾品などあらゆるラインナップを揃えております。

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