ラカッポの新キャラクター誕生!
前回の記事(大山椒魚(オオサンショウウオ)と野兎(ノウサギ)のマスコット)からの続きとなります。
ラカッポの新キャラクター誕生
大山椒魚(オオサンショウウオ)と野兎(ノウサギ)
日本産の大山椒魚(オオサンショウウオ)について
大山椒魚(オオサンショウウオ)には、日本産と大陸中国産の二種が有ります。日本では、京都より以西(正確には岐阜県以西)、主に岡山、広島、鳥取、島根の各県の清流に棲んでいます。京都加茂川上流では、人が持ち込んだ大陸種と交雑種が殖えて(ふえて)、生態系の問題もなっています。
大きい物で体長1メートルを超える物や、体重30kgという記録があります。大山椒魚(オオサンショウウオ)の仲間は、その生態を変えず、今から三千万年前から生き続けていて、”生きた化石”とも言われています。
ラカッポでは、この変化しない永続性と重ね合わせ、1本のステッキを人生の良き伴侶として、人生穏やかに楽しく幸せにゆっくりと人生を歩んで行く心持ちを願っての事です。
片や兎(うさぎ)ですが、大山椒魚(オオサンショウウオ)とは対比して、少しオッチョコチョイの早走りの兎(うさぎ)をイメージしました。イソップ童話に出て来る「うさぎと亀」や北原白秋作曲の唱歌「待ちぼうけ」1節(ある日、うさぎが跳んで出て、コロコロゲタ、木の根っ子)この事を「転ばぬ先の杖(つえ)」を戒め(いましめ)としました。杖にまつわる諺(ことわざ)は数多く有ります。例”打たれても親の杖”、”杖の下に廻る犬は打てぬ”やっぱり油断大敵という意味から言って、”転ばぬ先の杖”がピッタリです。
キャラクターへの発展
ラカッポのキャラクターがスライドします。ウサギとオオサンショウウオのステッキにまつわる物語をお楽しみください。
上記のスライダー写真は、本間氏による原画6枚です。
この絵を描いて頂いたのは、チョットした縁でした。東京浅草界隈・伝法院通りの西、通称”ホッピー通り”に立ち寄った帰り、ほろ酔い加減も手伝い、入口にマツコ・デラックスさんの似顔絵、よく特長を捉えた絵が飾られている店です。たまたま入った店でしたが、その中に男性がお客さんを前に描いている絵を横目で見ていると、眼と目が会い、軽く会釈したのが”縁”です。それから何回か店に足を運んで、約3ヶ月、6枚の絵を描いてもらいました。
後で名刺を見たらカリカチュア(戯画(ぎが)、風刺画の意味)の世界では有名な人で、世界大会にも出場して5位以内にランキングしている人でした。カリカチュア・リードアーティストの本間雄太(ほんま・ゆうた)氏です。
こちらのホームページを開くと、ラカッポの作品も見る事ができます。
話は最後になりましたが、京都駅からワンメーターの所に、京都水族館があります。水槽の中に、日本産の大山椒魚(オオサンショウウオ)が20頭展示されていて、1時間近く見ていても見飽きません。動作がゆっくりしていてユーモアで、実に愛嬌があり、思わず時が経つのが忘れます。
本当は君は1億年前からジィーと息付き、生き延びて来ているのではないかね!!・・・と水槽に向って呟きました。
ラカッポのマスコットキャラクターについては、以下のページもあわせてご覧ください。